幼稚園教諭・保育士として働いてきたけど転勤で退職を余儀なくされて悩んでらっしゃる方も多いと思います。
新たな転勤先で復職しようと考えても、
保育業界の内部事情をわかっているからこそ
- 急な転勤でまた迷惑をかけるかも…
- 頼れる親族が近くにいないので、子どもの急な体調不良で休みがちになるかも…
こんな風に色々思い悩んでしまいますよね。
でも・・・!
逆に言うと、幼稚園教諭・保育士資格があればどこでも働けます。
保育士不足は深刻化していますし、幼稚園・保育園以外の場でも意外と需要ってあるんです。
今回は幼稚園教諭・保育士資格を持っている転勤族の妻さんたちにおすすめの働き方をご紹介していきます。
あつこ
元幼稚園教諭・元保育士
ゆる英語・知育
がんばらない育児がモットー
趣味は英語教材や知育教材を試すこと
転勤族に保育士がおすすめな理由についてはこちらの記事で詳しく紹介しています!
転勤族の妻の幼稚園・保育士資格の活かし方
転勤族におすすめな保育の資格や経験を活かした働き方をご紹介していきます!
- 会計年度任用職員
- 派遣保育士
- ベビーシッター
- ココナラで壁面販売
会計年度任用保育士
まずは私も実際に経験のある、
「会計年度任用職員」です。
簡単に言うと、公立の保育園やこども園・幼稚園の「非常勤」という位置になります。
会計年度任用職員のメリット
- 任期が1年単位
- 正職員と同等の福利厚生(条件による)
- 公立なので安心した環境
任期が1年なので転勤族にはピッタリ。
よほどのことがなければ契約は更新されていくので転勤の辞令が出るまでは働き続けることができます。
福利厚生については、フルタイム勤務だと正職員とほぼ同じ福利厚生を受けることが出来ます。
実際に私が勤務した自治体で、以下のような福利厚生を利用しました。
フルタイム勤務の場合
- 年休10日
- 夏季休暇5日間
- 育児のための時短勤務
- 子の看病休暇7日間
- ボーナス年2回
- 忌引き
- 健康診断
正直、私立幼稚園に正職員として勤務していた頃よりも充実した福利厚生でした。
募集は各自治体のHPなどから行われていますので、
「○○市(区) 会計年度 保育士」
などで調べたら出てくると思います。
自治体によっては、支援センターの保育士や預かり保育専門の保育士を募集していることもありますので転勤先のHPを確認してみることをおすすめします!
派遣保育士
派遣保育士も転勤族におすすめです。
なんでも、派遣会社に登録した時に担当の方から
「転勤族なら直接雇用よりも派遣のほうがおすすめですね~」
と言われました!
派遣保育士のメリット
- 有期雇用
- 条件の提示のしやすさ
- 担当さんと二人三脚
「有期雇用」という点は普通の方からしたら、不安定でデメリットかもしれませんが、転勤族の私たちにも長期勤務の保証はないので、もはや「有期雇用」でも全然OKです(笑)
条件の提示のしやすさで言うと、転勤族は頼れる親族や友達が近くにいないのがネック。
- 子どもの体調不良による欠勤に柔軟に対応してくれる園
- 自分の体力・精神面に考慮して短時間勤務を希望
自分の希望の条件に合った園を担当の方が探してくれるので、理想のワークライフバランスで働くことが出来ます。
実際に私が提示した条件はこんな感じでした!
- 週2~3勤務
- 9:00~16:00
- 時給1200円以上
(実際は1500円で紹介されました) - 自転車で15分圏内
直接雇用ではなかなか難しい条件でも派遣保育士なら勤務可能なので、転勤族にはおすすめだと思います!
おすすめ保育士求人サイト
求人サイトは登録無料なので、まずは登録しておくことがおすすめです。
・厚生労働大臣認可で安心
・全国のエリア3000件以上の求人
・人材コーディネーターが専任でサポート
ベビーシッター
幼稚園教諭・保育士資格を持っているなら
「ベビーシッター」という働き方もあります。
ベビーシッターも働く場所を問わず、転勤先で仕事を見つけやすい傾向にあります。
ベビーシッターのメリット
- 場所を選ばない
- 働き方を決められる
- 高時給
資格を持っていたり、保育の現場経験があると時給を高く設定することができますし、利用者からの信頼度も高くなります。
職場での人間関係に悩むことも減り、自分の働きやすい曜日や時間内で勤務することが出来ます。
一方で、利用者さんとの相性がよくなかった場合や、なにかあったときに、全て自分の責任になってしまうなどの責任の重さなどのデメリットもあります。
ベビーシッターとしての働き方が自分に合っているなら、転勤族にとってはおすすめの仕事だと思います!
壁面販売
趣味として+お小遣い稼ぎ程度で良い方にはおすすめなのが「壁面販売」
幼稚園教諭・保育士としての経験がある方は壁面製作についてはよくご存じですよね。
休みの日に壁面を作ったり、新年度準備では壁面製作に追われる毎日は経験したことがあるのではないでしょうか。
実は、同じように悩んでいる先生に「ココナラ」や「メルカリ」で、手作りの壁面販売が出来ることをご存じでしたか?
自分の得意分野で、しかも自宅にいながらお金を稼げてしまうので転勤族にはピッタリです。
ただ、収入は自分のお小遣いを稼ぐ程度にしかならないのがネック…
お小遣い稼ぎと割り切るか、派遣保育士として短時間で働きながら、空いた時間で壁面販売も良いかもしれませんね。
ココナラでどんな壁面が売れているのか
チェックしてみてください
まとめ
SNSを見ていると保育士資格を活かした子育てコーチングなどの在宅ワークも出てきますが、イマイチ現実味がないし不安なところもありますよね。
保育が好きで、現場で子どもたちと関わりたいという思いがあるのならば、転勤族であっても保育士として働くのが良いと思います。
私も結局、どの転勤先でも保育士をしています!
転勤族に保育士はおすすめ!
転勤族であることから、長期勤務の保証やキャリアアップが出来ないなどのデメリットはありますが、「保育士」の需要は全国にあります。
無資格者で応募可の求人もあるくらいなので、保育の現場経験があれば勤務先は見つかりやすいと思います。
園との直接雇用に縛られず、自分に合った条件を提示できる「派遣保育士」は転勤族にとってかなりおすすめできます。
まずは転勤先にどのような求人があるか見てみてください!
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